１周４００ｍのリンクでタイムを競います。男子は５００ｍ、１０００ｍ、１５００ｍ、３０００ｍ、５０００ｍ、１００００ｍ。女子は５０００ｍまで。レースは基本は２人１組で、大会によっては５～１２人同時に滑り、着順を競います。３人による「チームパシュート」や４人１チームの「リレー」もあります。日本はオリンピックの金メダリストを輩出しています。

時速５０キロ！

　短距離のトップ選手は５００ｍを３４秒台で滑走し、スピードは時速５０キロ以上に達します。スケートの刃は１ミリほど。薄い刃の上でバランスを取りながら滑走することは高い技術が求められます。さらにカーブでは自分の体重の何倍もの負荷がかかるとされています。地味なスポーツに見えますが、とても複雑な動きをしています。